正しい英語は目指しても意味がない

ネイティヴは日本人に高い英語力を望んでいない

「英語を話すのは、もっと上手くなってから」

日本人にありがちな考え方ですが、これだといつになったら英語を話すんだという問題が出てきます。

本音としては、「人前で下手な英語を話すのが恥ずかしい」といったところがあるかもしれません。

日本人は語学に対して完璧主義なところがあります。

「語学ができる=100%完璧に話せる」というのが、日本では大前提になっているようです。

一方、英語ネイティヴは全く違う考えを持っています。

アメリカのような移民社会では、英語をまったく話せない人から、片言程度なら話せる人、ペラペラに話せる人まで、あらゆるレベルの人が共存しています。

アメリカで、移民が多い職業とされるタクシー運転手と話してみると、人によって英語力に大きな差があることを実感できます。

元々、アメリカ人は、多様な英語レベルの人と日常的にコミュニケーションしています。

そのせいか、相手が話す英語がネイティヴ並みであることなど、最初から期待していないのが普通です。

世界で英語を話す人の大半は非ネイティヴであるという事実

世界の人口は約70億人といわれており、その中で英語を話すのは約17億人です。

しかし、その中で、ネイティヴといわれる人たちは約4億人で、英語を話す人の20%程度でしかありません。

その他の人たちは、非ネイティヴと言われる人たちです。

つまり、私たちが英語を学んでコミュニケーションを取る人は、大体、非ネイティヴの人たちなのです。

ですから、正しい英語やきれいな英語というものは必要ありません。

なぜなら、そんな英語は、ほとんどの人は使っていないのですから。