発音を気にするのはやめよう

大切なのは発音ではなくリズム

英語が話せないとコンプレックスを持つ人は、まず間違いなく英語の発音が苦手です。

なんか流暢に発音していて、かっこいい・・・

それに比べて自分は・・・

という感じです。

しかし、これは断言しても良いですが、英語の発音ができなくても、英語は通じます。

例えば、孫正義さんの英語は、典型的なジャパニーズ・イングリッシュですが、彼は世界の舞台で堂々と発音の下手な英語を操り、ビジネスを成功させています。

昔のサッカー日本代表監督だったフィリップ・トルシエ氏は、フランスなまりの英語で、途中からフランス語が混じり、どこからどこまでが英語で、どこまでがフランス語なのかわからなくなったこともしばしばです。

そもそも、我々はどう頑張ってもネイティヴスピーカーになれないのですから、発音は過度に気にする必要はありません。

どうしてもできないなら勉強しなくても良いくらいです。

というのも、本当に大事なのは発音ではありません。

英語を話す時に一番大事なのは、「リズム」なのです。

大切なのは「強く言う」こと

ここで一つの場面を想像してみてください。

あなたが喫茶店でバニラアイスを注文しようとしたとします。

バニラは、英語にするとvanillaとなります。

日本人的な解説は、「v」を発音するときは前歯で下唇を噛んで・・・と言われそうです。

しかし、この場合、バニラの「ニ」の部分を強く言えば、「v」の発音で前歯で下唇を噛もうが噛むまいが通じます。

逆に、日本語を話すように平坦に「バニラ」と発音しても、欧米人には通じません。

ということは、vanillaを発音するポイントは、「v」の音をきちんと発音するかどうかではなく、単に「ニ」を強く言うかどうかということになります。

このように、英語を通じさせるために大切なことは、強く言うべきところを強く発音するということです。

こんなことは中学・高校でも教えてくれないのですが、日常生活に即した非常に実践的なポイントなのです。

多くの日本人がちょっとした英語のコミュニケーションにも不自由してしまうのは、このようなポイントを教えてもらってなかったからとも言えます。